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こまめブログ別館

日々の生活をいろいろと

ITライターがレビュー用に使うベンチマーク&検証ソフトを教えます!(前編)

普段は某メディア(Webや紙を含む、取引先は複数)でPCやタブレット、周辺機器のレビュー記事を書いています。記事執筆にあたってレビュー機材を実際に使って検証するわけですが、そんなときに欠かせないのが、端末の性能を計測する「ベンチマークソフト」です。今回は、私がいつも使っているベンチマークソフトや検証用のソフトについて紹介します。う~ん、マニアックなネタですな。

 

ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark

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CrystalDiskMark - ソフトウェア - Crystal Dew WorldCrystalDiskMark - ソフトウェア - Crystal Dew World

 

HDDやSSDのアクセス速度を調べるためのソフトです。左上の数字がシーケンシャルリードのスコアで、ストレージ性能を検証するときはだいたいここを参照します。ですがWindowsの体感速度に関わってくるのは4Kで、このスコアが高いほど起動やレスポンスが早くなります。ちなみに、USBメモリーやSDカードの性能を検証するときにも、このソフトをよく使います。ほかにも同様のソフトはありますが、コレがスタンダードではないでしょうか。

 

CPUの情報を確認する「CPU-Z

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CPU-Z CPUID - System & hardware benchmark, monitoring, reportingCPU-Z CPUID - System & hardware benchmark, monitoring, reporting

 

CPUのTDPやキャッシュなど表示するソフト。Intel ARKを見れば一発じゃんって感じなんですが、実際に評価機で試していますよ感を出すために利用しています。最近はこれを使うライターさんも減りましたね。

 

GPU情報を表示する「GPU-Z」

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GPU-Z Video card GPU Information Utility

 

GPUのスペックを確認するためのソフト。IntelがCPUにGPUを内蔵するようになってから、使うようになりました。前述の「CPU-Z」もそうなんですが、頻繁にアップデートするので、油断すると旧バージョンの画像を掲載することになったりもします。

 

ストレージの「S.M.A.R.T.情報」を表示する「CrystalDiskInfo

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CrystalDiskInfo - ソフトウェア - Crystal Dew WorldCrystalDiskInfo - ソフトウェア - Crystal Dew World

 

S.M.A.R.T.(スマート)とは、ストレージがリアルタイムに出力する検査データのこと。本来は異常や故障を発見/予防するためのものですが、製品の型番やバッファサイズ、回転数なども表示されるため、スペックを見せるために使います。常駐させておくとストレージの温度が一定値を超えたときに警告が表示されるので(特に夏場は)便利です。

 

CPUの計算能力を計測する「CINEBENCH

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MAXON | 3D FOR THE REAL WORLD: CINEBENCH

 

最新版はR15なんですけど、一部のマシンでうまく利用できないことがあるんですよねー。特にAtom系とか。なので、R11.5の結果だけ掲載されていたら、そういうことなんだと察してください。R11.5はファイル数が6800個もあって、ローカルにコピーするのに時間がかかるんですよ。MAXONさん、早くなんとかしてください。

 

ちなみにスコアについては「CPU」よりも「CPU(シングルコア)」のほうが重要かなー、と思っています。もちろん、高ければ高いほどイイ。

 

バッテリー残量を記録する「BBench」

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ソフトウエアライブラリソフトウエアライブラリ

 

バッテリー残量のログを記録することで、PCの駆動時間を調べられるソフト。60秒ごとに指定したWebページを開く機能を使って、無線LAN利用時のバッテリー駆動時間を調べるのが業界スタンダード(だと思ってます)。2001年に公開され(2002年にアップデート)、いまだに使われている定番ソフトです。

 

3Dゲームプレー時のFPSを記録する「FRAPS」

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FRAPS game capture video recorder fps viewerFRAPS game capture video recorder fps viewer

 

ゲームプレー時のフレームレートを計測するために利用します。あとスクリーンショット撮影機能もついているので、ゲーム画面を撮影するときとか。「Tomb Raider」のように、大作系ゲームはベンチマーク機能を内蔵してくれればいいんですけどねー。

 

ちなみにショートカット(ホットキー)からログの記録を実行すると、最小値/最大値/平均値を自動でまとめてくれます。それを、そのまま記事で使うだけ。チョー簡単です。で、実は一番手間がかかるのはゲームのインストールだったりします。BF4をダウンロード購入したばっかりに、毎回20GB以上ダウンロードさせられるなんて思いもしませんでした(涙)。

 

ネットワークのスループットを計測する「jperf」

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 xjperf -
 
 
 Graphical frontend for IPERF written in Java - Google Project Hosting
 xjperf - Graphical frontend for IPERF written in Java - Google Project Hosting

 

「jperf」は「iperf」のフロントエンドで、ネットワークのスループットを計測できます。って、なに言ってるのかわからない人のほうが多いでしょうね。簡単に言うとLANの通信速度を計測するためのもので、無線LANルーターを検証するときに使います。PCを2台用意しなければならない上に、片方は1000BASE-Tの有線LANでつないだりなんだりするのでメンドーです。

 

あと無線って不安定なことも多くて、11ac対応ルーターなのにいきなり10Mbpsしか出ない時があったりしてよく不安になります。

 

実際に使っているソフトはまだまだあるんですけど(Futuremark系とか)、 文量が多くなってしまうので今回はここまでとします。さて、今日もベンチを取りますか!