健康が気になるお年ごろなので、栄養のバランスを取る目的でミューズリーを手作りしてみました。今回はダイエットが目的ではないため、わりと具だくさんで豪華な感じにしています。フルーツやナッツの量を減らせば総カロリーは減ると思いますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
レシピ本を参考に独自のアレンジを
参考にしたのはこちらのレシピ本。料理研究家で管理栄養士である村上祥子先生の本です。
基本的にグラノーラの作り方が中心なのですが、「甘くなければミューズリーなんでしょ?」という自分勝手な解釈のもと、油分や糖分を使用せずに作ったものをミューズリーだと思っています。紹介されているレシピは甘くて美味しくて食べやすいですよ、きっと。
手作りミューズリーの材料
今回は主要な材料をカルディで入手しています。アマゾンや楽天などで安く売られているのは知っているのですが、業務用で1kgとか2kgとかですし。そんなにあっても使い切れるか不安でしたので、オーツ麦は200gのパックを買いました。
参考にしたレシピには「小麦ブラン(ふすま)」と書かれていたのですが、「ブラン」を「ブラウン」と勘違いして、茶色くローストした小麦胚芽を買ってしまいました。そんなに変わることもなかろうということで、そのまま利用。同じ小麦からできたものだし、変わらないよネ!
あとはカボチャの種とかのナッツ類やドライフルーツ類を適当に。本当はこれらの種類も栄養面を考えて決めるべきなんでしょうね。今回はお試しということで、店で目についたものを適当に選んでいます。
あとはシリアルも必要ということなのですが、銘柄が指定されていないので、これも適当に選んでいます。やっぱり鉄分が不足しがちですよねー。
あとは押し麦。これは自宅にあるものを利用しました。
オリジナルミューズリーの作成にチャレンジ!
ということで、これらの材料を混ぜてミューズリーを作ってみました。と言ってもただ混ぜるだけではなく、一部の材料に熱を加えてカリカリにする必要があります。オーツ麦などはそのままだと固くて、気軽に食べられるレベルじゃないんです。
まずは、押し麦45gを5分間茹でます。はじめに茹で過ぎてお粥みたいなっちゃったのは内緒。時間になったらお湯を捨てて、そのまま置いておきます。
次に小麦胚芽30gに少量の水と塩を加えて、パラパラになるまでかきまぜます。ホントは小麦ブランですからね、ここは。
ボウルに茹でた押し麦と小麦胚芽を入れ、さらにオーツ麦90gとシリアル45gを投入。
かき混ぜると、ちょっと不安になりそうな様相を呈してきました。
ここへカボチャの種とヒマワリの種を追加します。
さらに砕いたカシューナッツも加え、オーブンのバットに入れて平らにならします。ちなみにレシピにはナッツ類30gとか書いてありましたけど、たぶん合計で3倍くらい入ってるかもしれません。
これを160度のオーブンで30分焼いたのがコチラ。うっすらと焼き色が付きました。
最後にドライフルーツを混ぜて出来上がりです。フルーツは焦げやすいので,焼いたあとに加えるとのこと。ここでも大量に加えすぎたような気もします。
ヨーグルトをかけて実食!
完成したミューズリー(もどき)は、甘みのある飲むヨーグルトを加えて食べてみました。
味はかなりイイ感じです。甘みはありますが、ほどほどに自然な甘みに思えます(ヨーグルトの甘みが中心ですが)。実は市販のグラノーラが甘すぎたので今回手作りしてみたのですが、市販のものより甘みがグッと抑えられています。ヨーグルトを牛乳に変えたり、フルーツの量を減らせば、もっと甘みが抑えられたシンプルな味になるでしょうね。
オーブンで火を通したのですがカリカリにはならず、かなりの噛みごたえがありました。もともとあまり噛まないほうなので、これはコレでアリだと思っています。でもちょっとカボチャの種が多すぎたかもしれません。噛んでいると口のなかで当たるので、次回は量を減らそうと思っています。
本来のミューズリーはオリーブオイルなどを加えるのですが、今回は一切の油分を加えませんでした。またグラノーラではハチミツなどを加えますが、もちろん糖類も加えていません。そのため若干「トリのエサ」っぽさはありますが、個人的には気に入っています。栄養豊富(のはず)ですし。よく噛まないと食べにくいため食べ終わるのに多少時間はかかりますが、それも健康的なはずです。
ということで、今回はなんちゃってミューズリーを作ってみました。レシピは適当でも案外なんとかなりそうですので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。